NotebookLMでリサーチするのが便利で楽しい。自分はどう思われているのか?もやってみた
まだググってるの?
何かを調べるとき、まずはGoogle検索、という方は多いのではないでしょうか。私もまさにそのタイプで、これまでは気になるテーマがあると、まずGoogleでざっくりと概要を掴み、関連する評判を調べ、さらに深く理解するためにどんな情報源が必要かを探し、必要に応じて本を購入したり、図書館で資料を探したり…というプロセスを経ていました。
このスタイルも情報収集の基本ではありますが、NotebookLMを使ってみて、その圧倒的なスピード感に驚かされました。
NotebooKLMの圧倒的なスピード感!
私の理解では、NotebookLMは、自分が指定した情報ソースに基づいて、様々な質問に答えてくれるAIチャットボットのようなツールです。情報ソースとしては、手持ちのドキュメントファイルをアップロードできるのはもちろん、ウェブサイトのURLや、なんとYouTube動画のURLまで扱えるのが非常にユニークで便利な点です。
「参照したいウェブサイトを自分で探すのも面倒だなぁ」と思っていたのですが、その点もスムーズに設計されていました。
調べたいキーワードを入力すると、関連性の高いウェブサイト候補を一覧で提案してくれるのです。明らかに参照の必要がないソースは、チェックボックスを外すだけで簡単に除外できます。
「百聞は一見に如かず」、まずは触ってみるのが一番です。
とりあえず、触っていきましょう!

試しに、
「生成AI爆誕の現在、クリエイターと生成AIの関係はどうなる?」
という問いをNotebookLMに投げかけてみました。

すると、問いに関連すると思われるウェブ上の情報ソース候補を10個提案してくれます。これらのソースをまとめてインポートしてみると…。

画面真ん中のチャット部分に、読み込んだソース群を要約した内容が表示されました。そして、その要約を基に、さらに細かな疑問点を質問していくと、NotebookLMは読み込んだ情報の中から適切な答えを探して提示してくれます。
まさに、自分専用のチャットボットが、インポートした情報について熟知しているような感覚です。
自分でGoogle検索し、複数のサイトを読み込み、要点をまとめて…という作業に比べると、そのスピードと手軽さは段違いです(もちろん、情報の最終的な正確性の確認は必要ですが、一次情報を元にしている点は安心感があります)。
要約だけではない!見える化もポッドキャスト化も!
さらにNotebookLMには、読み込んだ情報からマインドマップを作成する機能や、非常にユニークな「音声概要」機能があります。
この音声概要は、読み込ませたソースやチャットでのやり取りの要点をまとめたものを、まるでラジオ番組のような自然な音声で読み上げてくれるんです。あっという間に音声コンテンツが出来上がってしまうのには驚きました(漢字の読みには難あり)。
ここでふと思いました。独自の資料だけでなく、ウェブ上の公開情報をまとめてくれるということは、
ウェブ上で「自分自身」がどのように語られ、見られているのか?
ということをまとめてくれるのではないか?と。
note、ブログ、連載記事、自分にまつわるURLを食わせて音声ファイルを作ってみる
そこで、試しに「ヨネダ商店とは?」や「ヨネダ商店が関わっている連載とは?」といったキーワードで、自分のnote記事や関わっている連載ブログなどを情報ソースとして複数指定し、「音声概要」を作成してみました。
出来上がった音声コンテンツを聞いてみて、思わず「ああ、ウェブ上ではこういう風に見えているんだな」と、自分では気づきにくい客観的な視点を得られたのが非常に興味深かったです。
NotebookLMは、単に情報リサーチを効率化するだけでなく、自分の情報発信の受け止められ方を知るツールとしても使えるのではないか?と思った次第です。
さて、どんな音声コンテンツが出来上がったというと、、、
小っ恥ずかしいので、メンバーシップ扱いにします。