自分のアタマで考えよう (c) ちきりん

ある昼下がり、

「モンスターペアレントとは、あんなことやこんなことで、ということです。続けて、北朝鮮のミサイルのニュースです。この番組はセブンイレブンの提供でお届けしています。さて、お天気です。お台場の○○さーん」

「はーい、○○です。お台場は寒いですよ」

などと、小学生数名がキャッキャする声が聞こえてきてギョッとした。
(北朝鮮のミサイルのニュースはやっていた〜日馬富士の方が数倍たくさんやっていたけれど、、〜、セブンイレブンのCMが多く流れてる、という刷り込みはあるんだろうけど、モンスターペアレントって最近話題になったっけ?)

前にも書いたけれど、テレビの影響ってデカイ。

メディアが多様化して、それぞれに影響力があるんだろうけど、お茶の間にドーンと構えてるテレビという存在はやっぱり大きい。特に小学生には破壊力あるんだろうなぁ。

画面でかいし、リモコンポチッと押しただけで何かしらのコンテンツが見られるんだから、楽チン。Fire TV Stick欲しい。

とはいえ、

森友、加計、日馬富士etc、何がホントなのかわからくて、結論出るの?と思うようなことばかり。国会もワイドショーみたいな感じになっちゃってるし。

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こんなことやっちゃうし、テレビでやっていたから信用する、というのは無くなってきているように思いつつ、ペニオクみたいな例もあるから、声の大きい人や有名人、フォロワー数の多い人etcの影響力というのは、メディアが多様化するなかで、色んなところで色んなことに作用するんだろうなぁ。
いや、既にあちらこちらでしてるんだろうけど。

ナチスがメディア操作が上手だったというのは有名は話

誰しも騙されたりしたくないはずなのに、いつの間にか誰かの言いなりになっているという状況があったんだから、いやはや、人間ってのは単純で複雑で難しい生き物だ。

ちきりんさんじゃないけど、「自分のアタマで考えよう」というのが、あらゆる局面で大事だなぁとシミジミ思ったのでした。

さて、茶の間から離脱して、自分の部屋でスマホ、なんて生活になるであろうニュースごっこしていた小学生も、こういう本に出会って、マネすれば良いと思う。