効率化の時代に「ありがたみ」とか「ていねいさ」とか「人間味」とか

2025/11/24

「ありがたみ」って、とっても大事なのでは、ということをふと思ったのです。

ファミレスに行くと配膳ロボットが頼んだ料理を届けてくれる。
セルフレジが増えて、いろんなところで効率化が進んでいる。
利点としては、
・人手不足の解消
・人件費削減(某社の配膳ロボットは時給92円だそうで)
・業務効率化
・顧客満足度向上(接客トラブルとかなくなるし)
・感染症対策
こんな感じでしょうか。

そしてAIがどんどん生活に組み込まれて、効率化待ったなし!!な感じ。この勢いで政治にもどんどん組み込んで欲しいと思う今日この頃です。
(分厚い紙資料を片手に「ペーパーレスを推進する!」と政治家さまがおっしゃってましたね)

効率化万歳!ストレスフリー万歳!な気分なのですが、
やっぱり何かが足りない、、、

コンビニで電子マネーをピッと決済して買う『週刊少年ジャンプ』

駄菓子屋で現金で支払いながら、「今日の天気は〜」とか「娘さん元気?」などと、おばちゃんと話ながら買う『週刊少年ジャンプ』
は、どちらも全く同じ『週刊少年ジャンプ』です。
効率だけを考えるならば、コンビニで買った方が圧倒的に早い。
でも、おばちゃんと他愛もない話をするのも楽しいから、おばちゃんの店で『週刊少年ジャンプ』を買う、というのが私のルーティーン(去年お店は閉まってしまったので残念)。
おばちゃんの店には、「週刊少年ジャンプ」に加え「人間味」「ありがたみ」があったように思う。

ロボットが抜群においしい寿司を握る寿司屋

人懐っこい職人が握る普通の寿司屋
だったらどっちに行くだろう?
お昼にサクッと済ませたい時は前者、ひとりでゆっくり飲みながらという時は後者、シチュエーションで違うとは思うが、「ありがたみ」という意味では、職人が握る寿司屋の方が「ありがたみ」があると感じる。

きっと、そこには、寿司、おいしい、ということのほかに、職人の表情だったり、声色だったり、例えば、ものすごいゴツい手でていねいな寿司を握る、とか、話をしてみると元野球部とか、豊かな食事の時間を作ってくれる「ありがたい」要素がたくさんあるはず。

究極の効率を求めつつも、実は心のどこかで、この「ありがたみ」を求めているのでしょう。

SNSでビジネスパーソンインフルエンサーが、物語性とかナラティブが大切と言っていますし。

「ありがたみ」がとっても重要だなぁと思いつつ、「ありがたみ」って人それぞれだよな、とも。

メイドカフェが大流行りしたころ、仲間内で飲んでいると1人が、
「萌え系のかわいい女の子が握る、おにぎり屋をやろうと思うんだよね」
と言いました。
詳しく聞いてみると、

その店は、
・萌え系のかわいい女の子が素手でおにぎりを握る店
・中の具を女の子と会話をしながら決めるのが楽しいお店
・おにぎりを握った後、最後に女の子が一言添えて、「ふぅ」っとおにぎりに息を吹きかける、ありがたいお店

だと熱く、そして嬉々として語ったのです。
女の子の息が吹きかけられたおにぎりにありがたみを全く感じない私は、
「それ、衛生的に難しいんじゃない?」
としか言えなかったのを覚えている。

「ありがたみ」も人ぞれぞれ。

結局、萌え系のかわいい女の子が握る、おにぎり屋が開店することはなかった。

戯れ言

Posted by admin