【元住吉グルメ】『あしたもジョー』は深夜2時まで営業している旨ズルいお店
「新しい仲間が増えました」
飲兵衛はもちろん、飲食店が絶大な信頼を寄せる『たけくま酒店 元住吉店』佐藤店長が教えてくれました。その一言で、行ってみようと思ってしまいます。
その店の名は、『あしたもジョー』。2025年7月1日にオープンしたばかりの、まだ新しいお店です。
8月某日、期待に胸を膨らませ、店の扉を開けてみました。
テーブル席は、すでに気持ちよさそうにグラスを傾けるお客さんたちで埋まり、楽しそうな笑い声が響いていました。
運良く空いていたカウンターの隅に滑り込み、まずは生ビールを注文。
「エアコンの風、冷たくないですか?」
さりげない一言をかけてくれる、人懐っこい笑顔の店主。
まずお通しで心を掴まれた

「揚げ物ばっかですみません」
そんな謙遜の言葉と共に差し出されたお通しに、ちょっとびっくり。
こんがりきつね色に揚がったアジフライと、カニクリームコロッケ。しかも、揚げたて熱々です。
自家製タルタルソースをたっぷりつけて、まずはアジフライを一口。
サクッ!
小気味いい音を立てた衣の中から、フワッフワの肉厚なアジの身が現れる。玉子の白身がゴロッと残る、このタルタルがまたいいんです。粗めのゆで卵の食感がたまらない、大好物のヤツです。
ソースに切り替えてもう一口。ビールが幸せそうに喉を通っていく。このお通しだけで、ジョッキ半分は軽く消えてしまいます。
初めてのお店では人気メニューを頼む

メニューを眺めれば、中華をベースにした食欲をそそる料理名がずらり。初めてなので「前菜3種盛」をチョイス。とりあえず人気と書かれている3種をオーダー。

「うずら山椒漬け」。
口に放り込んだ瞬間、山椒の爽やかで痺れるような香りが鼻を抜ける。その刺激を、うずらの卵のまろやかなコクが追いかけてきて、優しく包み込む。ピリリ、まったり、そしてまたピリリ。
「人参カラムーチョ」。シャキシャキの食感を残した人参に、あの国民的スナックの禁断の味が絡みつく。シンプルな素材でクセになる一皿。
王道の「ポテサラ」。特筆すべきは、名脇役のザーサイが入っていること。ザーサイの塩味とコリコリ食感が絶妙なアクセント。

「一品サービスです」
と出てきたのは、パリパリ肉味噌ピーマン、略して「パリピ」。
とっくにビールはからっぽです

酒飲みのツボを的確に突いてくる、ニクい逸品たち。
佐藤店長に紹介されたのだから、日本酒を頼まないわけにはいきません。日本酒にも詳しい店主からおすすめされた一杯をちびりとやりながら、アテを追加します。

「エンガワ薬味ポン酢」は、脂の乗ったエンガワの甘みと、薬味の爽やかさ、ポン酢の酸味が見事な三重奏を奏でる。日本酒が、ぐいぐい進んでしまいます。

「炙り白レバー」
表面は香ばしく、中はトロリととろける。濃厚でクリーミーな旨味が口いっぱいに広がったところに、日本酒を流し込む。幸せです。

料理が旨い。酒が豊富。それは間違いない。
店主の人柄が生み出す”空気感”もいい感じなんです。
店主が北海道出身というのも個人的にはツボ。
仕事帰りに一人、ふらっと立ち寄って店主と語りながら飲む夜。
気の合う仲間とテーブルを囲み、絶品料理をあれこれシェアしながら盛り上がる夜。
どんなシーンでも、きっと『あしたもジョー』は温かく迎えてくれることでしょう。
元住吉に、また一つ、通い詰めたいお店ができてしまったようです。
あしたもジョー
住:神奈川県川崎市中原区木月1-4-6
営:17:00〜26:00(L.O 25:00)
休:月曜(祝日の場合は翌火曜)







