花見しなくても、なんだか春っぽかったメモ

今年は一度も

花見をしなかった。

寒くて震えながらとか、途中で雨が降ってきて急いで片付けたりとか、こんなことがあったりとか、春を感じる儀式のひとつのような気持ちだったのにそういうイベントはやらなかったなー、そういえば。

とはいえ、今年は、

桜が散る頃には、春が終わっていくなー、という気持ちが例年より強かったように思う。

それは、桜の印象が強かったからだろう。

まずは、友人シンタローの結婚パーティー。

大学の頃から飲み歩き、音楽談義をし、ベースを弾いて貰ったり、終電逃して送って貰ったりなど、随分とお世話して貰ったヤツの結婚パーティーというのは嬉しいものだなぁ〜と普通に思うのもありつつ、その日が晴れていて、桜が綺麗だった、というのが、とても印象的だった。

なぜなら、彼は有名な雨男だから。雨男っぷりの逸話は数知れず、個人的には自分が使わなくなったギターのエフェクターを彼にあげたすぐの野外ライブで、シンタローのバンドの出番になったらドシャ降りで中断、機材オジャン、みたいな話は後日談として聞いた。

こんなことがよくあるらしいので、天気だけが心配だった。

ホント、良かった!おめでとう!

脱線するが、1時間くらい早く会場付近に着いてしまったので、TAMAに寄ることにしたのです。

久々に玉代勢さんとも会い、スーツ姿が珍しいといじられ、ビールと泡盛。その前から飲んでいたので、

「まずは、新郎にヘッドロックしなよ!」

「わかった!」

なんて会話もしたが、結婚パーティーではNICEなバンドが演奏するライブパーティー、友人たちが作るハッピーな雰囲気で、ヘッドロックする勇気も、そもそもその必要のなさに気づき、ただただパーティーと久々の再開を楽しんだ1日だった。

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↑http://yuglet.net/

パーティーの様子。新郎もバンドで演奏。ライブハウスで観てみよう。

でもって、うちの娘も口ずさむバンドの映像はこちら

 で、もうひとつ印象深かったのは、

娘の小学校入学式。

当日は天気も良く、桜もまだ残っており、入学式が終わると幼稚園で一緒だった子や近所の友達と校庭の桜の木の下で写真を撮ったり、撮られたり。

あっという間だ、あっという間だ、とよく聞いてはいましたが、ホントここまで、あっという間だったと感じる。

これから色んなことがいっぱいあるんだろうけど、これまたあっという間なんだろうなぁとか思いながら、これまた、あっという間に散りゆく桜の花びらにとりあえず重ねてみただけで。

結局のところ、

春ははじまりの季節、とは言ったもので、色んなことが周りでもはじまり、動き出したりするなかで、やろうと思っていることが全然できていないのにこんなことを書いてる自分に、ちゃんとやろうね、という意味合いも込めて、

「今しかないんだよ」by江戸アケミ

という言葉が頭をよぎりつつ〆。

*ちなみに、TAMAで飲んだ泡盛はコレ。10数年前、玉代勢さんに教えて貰った酒。旨し。