電車で泣く赤ちゃんで思う、良い慣習と悪い慣習。
テレビを見ながら、
昼食を食べていると、街のおじいちゃんおばあちゃんに意見を聞くみたいなコーナーがあり、お題が、
結婚と離婚を何度も繰り返すのはどう思うか?
みたいな感じ。
「良いと思うわよ。何回結婚しても何回離婚しても。私なんか一人にしがみついちゃってるから笑。良いわよねぇ〜」
みたいなことを言って、笑うおばあちゃんがいたり、
「けしからん。結婚は忍耐。最近の若い人たちは忍耐が足りない。私なんか子供に名前もつけられなかったけど我慢した。仲人が勝手に名前をつけて…」
みたいなことを言って、怒るおばあちゃんがいたり。
私の時(昔)はこうだったから、今もこうしなくっちゃ。
というのは根深いなぁと。慣習といったら慣習になっちゃうだろうし。
ネガティブなモノが引き継がれていく可能性もある。
ずいぶん前、とある年配女性が、赤ちゃんとの移動について、
「私が子育てしてたころは、電車にも抱っこかおんぶで乗って、泣き始めたら周りの目もキツイし迷惑もかかるから途中下車して泣き止んでから目的地を目指した。
でも今は、平気で乗ったままのお母さんが普通だし、周りも優しくなってる。
お母さんが大変なのは十分わかるけど、正直、私は自分がそういう目で見られたって体験があるから、さっさと降りろ!とか思っちゃう。優しくなりたいんだけどね。。。」
というようなことを言っていたのを思い出す。
赤ちゃんと電車、赤ちゃんと飛行機etc、散々議論が色んなところでされていて、公共の場での立ち振る舞いの問題というのはもちろんだけれども、
私の時(昔)はこうだったから、今もこうしなくっちゃ。
という経験、慣習の側面も多いにあるんじゃないかなと。
車がない自分も経験したことがあるけれども、やっぱり電車で我が子に泣かれると肩身が狭い。幸運にも次にドアが開くまでに泣き止んだことしかないので、途中下車したことはないけれども、泣き止んでなかったら途中下車しただろうなぁと。
そういう経験をする前とした後だと、泣いてる赤ちゃんに対しても考え方も変わっているだろうし。
この記事のようにイライラする人はいるわけで。
でも、すごいでかい、オフロード用ですか?と思うくらいのベビーカーで満員電車に乗り込もうとする人を見ると、本気か?とは思う。
でも、時間も行く方向も一緒なのだろうから、仕方ないといえば仕方ないとも思ったり。。。
とはいえ、赤ちゃんがいるから、しょうがないじゃん!みたいな態度はどうかとも思うし。
電車内では泣いてる赤ちゃんがいても優しくしよう、っていうのがルールになったり、慣習になったとすると、一見良いように思えるけれども、
赤ちゃんがいるから、しょうがないじゃん!
っていう人も出てくるんだろうなと思ったり。
難しいですねぇ。
例えば、電車だけでいうと、
通勤ラッシュが無くなれば良いとは思ったり。
もう、9:30出社とかやめちゃえば、赤ちゃん泣く問題も、サラリーマンの通勤ストレスも緩和するんじゃないかと。
自宅作業してもOK、みたいな企業も増えてるようなので、もっと増えると良いなぁと。
働き方って大切。
「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる 」著:ちきりん
を読み直してみよう。