モノマネの人は痛い、という記事を読んで数字を見てみた(敬称略)。

2017/09/20

LivedoorかYahoo!ニュースを見てたら、

やしろ優「純粋なモノマネの人は痛い」山本高広らショーパブ出身芸人を批判

という記事があったので、なんとなく読んでみた。
テレビ番組であったことを記事化しているもので、実際の番組『さんまのお笑い向上委員会』のこの回は観てなく、初めて知ったことで、別に批判してないんだろうなぁと思いつつも、記事中、

原口が「モノマネの番組自体が痛いですもんね」とまたも爆弾発言を投げかけ、

という部分は、ふと思うことがあった。

先日、

つけっぱなしだったテレビで「金曜プレミアム・爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」(19時から放送 フジテレビ)が始まった。

なんだか懐かしい気持ちで観ていると、旬の芸能人のモノマネもありつつも、五木ひろし森進一etc、自分が小学生の頃に観ていたモノマネ番組と同じラインナップもあり、そっちの方が完成度が高いなぁと思いつつ、こういうラインナップって10代、20代に通用するのかな?と思ったのである。

そもそも音楽番組は少ないし、五木ひろしとか森進一とかってMステ出ないし、10代、20代は知らないんじゃないだろうか?、知らなかったら似てるか似てないかわからないし面白くないんじゃないか?と。(森進一はONE OK ROCK TAKAのお父さんでは有名だとは思うけど)
コロッケのロボット五木ひろしとかは別次元。。。

逆に、

乃木坂46とか、ジャニーズとか、テレビ観てれば出てくるので、年配の人も観たことあるから、まぁ楽しめるんだろうなぁと思いつつ、気になる視聴率。

「金曜プレミアム・爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」が放送していた期間2017年9月4日(月)~9月10日(日)の視聴率をビデオリサーチのサイトで見てみると、音楽【関東地区】で1位と1.9%差で2位!!(転載禁止なようなので、詳細はビデオリサーチで)。

正直、こんなに高いと思わなかったからビックリ。モノマネ番組って視聴率良いんですね。。。

色んな要因あれど、

若者のテレビ離れが関係あるのかなぁ?年配の人が観ているのかな?と思い、総務省 平成28年度版 情報通信白書「主なメディアの利用時間と行為者率」の2015年の平日1日平均のテレビ(リアルタイム)視聴時間(分)だけを抜粋してみると、

全年代 174.3分
10代 95.8分
20代 128分
30代 142.4分
40代 152.3分
50代 219.8分
60代 257.6分

60代と20代で、平日1日平均1時間30分くらい違うのかぁ、やっぱり結構な差だなぁと思いつつ、勉強とか仕事とか考えると、テレビ観てる暇ってそんなにないって思うと、なんとなく違和感のない数字な気が。。。(自分が20代の頃は平日、ほとんどテレビ観てない記憶)

全年代の2015年までのテレビ(リアルタイム)視聴時間とネット利用時間を抜粋すると、

テレビ:174.3分
ネット:90.4分

若者のテレビのリアルタイム視聴が減少傾向にあり、若者に限らずネット利用が増えて来ているとはいえ、数字で見ると、まだまだテレビが強い印象ですね。

前に「TVCMは小2女子のハートを掴んでいた?」と書いた時の印象と変わらないけれども、テレビってやっぱり強いなぁと。読んだ記事も、テレビ番組で観たこと書いてる訳で。

これからどうなるかはわかりませんけどね。