2023年01月15日ピーズワンマン@F.A.D横浜

最初に結論を書く


ピーズは最高です!
老若男女、The ピーズ名義の1stアルバム「グレイテスト・ヒッツ VOL.1」「グレイテスト・ヒッツ VOL.2」から全てのCDを購入し、聴き、惚れ、ライブに繰り出そう!
入り口のハードルは低い方が良いので、まずは、チャンネル登録。

と、完全なる宣伝みたいな結論だが、それほど素晴らしいライブだった。

2023年初ライブであったこと、そもそもピーズのファンであること、みったんがベースを弾いていること、などなどなど、個人的に推すしかない理由が下地にもあり、スパイスにもなっているのもあるが、ワクワクとコーフンと感動がゴッチャゴチャなロックンロールナイトでありました。
以下、個人的な思い出とメモ。

2023年01月11日夜

みったんからメッセージが届いた。
あけおめと15日にピーズのワンマンがあるから観てほしいとのこと。
仕事と家のことで行けるか行けないか微妙だけれど、行くつもりで予定を入れると返した。
そりゃ、ピーズのライブは観たいし、誘われると嬉しい。
行く理由になる。

娘は毎日早朝から部活、学校、部活、塾。
カミさんはそれに付き合い、早朝から夜までサポート。
そんな中、習い事もない日曜の夜に、オヤジが1人でライブに行って酔っ払って帰宅する、という状況に何となく引け目というか、背徳感をちょびっと感じてしまう。
しかーし!
みったんに誘われたとなれば、背徳感なぞ感じない理由ができた訳だ。
だって、誘われちゃったんだから。自発的じゃないからね!という言い訳。
この時点で、15日の夜の予定はピーズで決まっていた。

2023年01月13日夜

イワトウからメッセージが来た。
スタジオでみったんと偶然会い、15日の夜、私がピーズのライブに行くと聞いた。
一緒に行かないか?という内容だった。
もちろん、一緒に行くことにする。
なんならライブ前にちょっと一杯行こうと。
イワトウは息子とバンドをやっていて、毎週スタジオに入っている。

ゆーせー、スゲー。
一度一緒に遊ばせて貰ったが、スゲー。
言葉にしようとしても年齢がどうとか本質とズレそうな気がするので、イワトウのtwitterとか見て貰った方が良いのかなぁと思い、スゲー、だけにしておく。

199X年〜

みったんとイワトウとは、濃い緑色に塗りたくられた、いや、その時は既に白っぽく塗り替えられていたか、いずれにしても、窓はない、タバコの煙がもくもく、薄暗い部屋で数年間、結構な時間を共有したと思う。
みったん、イワトウに限らず、この部屋で時間を共有した仲間とは今でもひょっこり会って飲んだり、騒いだりするので面白い。

そんな何だか怪しい部屋で何が行われていたか?
大したことは行われていない。

「Small Faces」「The Who」「Dr. Feelgood」「The Rolling Stones」「はっぴいえんど」「The Beatles」「デキシード・ザ・エモンズ」「The Kinks」「Nirvana」「Sly & the Family Stone」「The Stone Roses」「RCサクセション」「NEWEST MODEL」「Sam Cooke」「ボ・ガンボス」「The Meters」「Echo & the Bunnymen」「フィッシュマンズ」「The Doors」etc、

ただただ、色んな音楽を流し、タバコを吸い、バカ話をし、酒を飲む。
そんなロクでもない素敵な時間を過ごした場所が我らが「ロック研究会」なのであった。

そんなロクでもない部屋で、「The ピーズ」は当たり前に鳴っていた。
みんなで聴きながら、「クズんなってGOが最高!」「今度カバーしよう」「新譜がかっちょいい!」など、あーでもない、こーでもない、嬉々としながら話合っていた。

みったんもこの頃はみんなと同じただの「The ピーズ」のファンだった。
それから色々あったが、ずっとみんなピーズのファンだった。
色々は、兵庫慎司さんのこの記事が一番わかりやすいと思う。(兵庫さんとは行きつけの焼き鳥屋が一緒で時々お話させて貰ってるのも妙な縁を個人的に感じている、年末もピーズとみったんの話をした)

ピーズの新作『2021』が完成するまでの道のりと、バンドが終わらない理由 ongakutohito.com

2023年1月15日

ライブ前、イワトウと中華街で軽く飲んでいると、リハ終わりのみったんが合流。

「まさか、みったんがピーズでベース弾いてるなんて当時思わなかったよね」

という話には毎回なる。そりゃぁ、なる。

「先週した3人で飲みましょうって話、すぐ実現しちゃったね」

みたいな話をしつつ、昔話と今の話を軽くして、ライブ会場へ。

「結構、若いお客さんいる!」と嬉しそうなイワトウ。
ライブハウスが盛り上がっていると嬉しい。
若い人がいるとおっさんは嬉しい。
若い人にもピーズが刺さっているというのは勝手になんだか誇らしい気分。
SHISHAMOもピーズのファンだって公言してるのも嬉しい。

ライブが始まった。
サイコー!!の一言。
サイコー具合はイワトウが撮った写真が物語っている。

photo by イワトウ

「どっかにいこー」「ハニー」「シニタイヤツハシネ」がスゲー盛り上がっていたのが印象的。
古くからのファン大爆発みたいな。

「生きのばし」でハルさんとアビさんが歌うところなんか、かなりグッとくる。
この曲がマイ・ブロークン・マリコのエンディングテーマになったのも若者へのリーチになったのかなぁ。こういうのどんどんやってほしい。

ライブ終了後、「サイコーだったね」なんて話をしながら帰路へ。
みったんにサイコーだったとメッセージ。

「けっこうピーズっぽかったでしょ?笑」

と返信。文句なしのピーズですよ!なんだか元気もらっちゃいましたよ。

翌日、twitterを見ると、みったんのtweetが。

やってる本人もいい感じだったんだ、良かった良かった。いいもん観たなぁと改めて。

???
「飲みたかったなー笑」

飲みたかったんかい!!
言えよ!終わったあと色々あるだろうなぁと一応気を使って帰ってんだから!

まぁ、みったん、ありがと、またね!

戯れ言ピーズ

Posted by admin