『可愛げ』こそ、最強の生存戦略!?我が子に授けたい「あざとくない」愛されスキル
『あざとさ』は嫌いだけれど『可愛げ』は欲しいと思いませんか?
『可愛げ』があった方が、絶対に得だと経験的に思うのです。
その科学的な正体はなんなのか?習得法はあるのか?
と疑問を持ち、Deep Reserchで調べたところ、『可愛げ』とは、生まれ持った性格ではなく、後天的に獲得可能な「高度な対人戦略」ひとつのようです。
後天的に獲得可能という都合の良い前提で話を進めます。
自分はもちろん、子育て中、意識的に『可愛げ』獲得プログラムみたいなものを組み込んだら、子供はAIにも代替できない最強の社会的資本を手に入れられるかもしれない。
これは、そんな妄想記事です。
*もし、そんなプログラムと十数年前に出会えていたら、我が子にすばらしいギフトを授けられたかもしれない、、、という気持ち。
なぜ、能力が高くても『可愛げ』がないと損をするのか?
「あの人は能力があるのに、なぜかチャンスに恵まれない」
「あいつはドジばかり踏むのに、なぜかみんなに助けられる」
この不条理とも思える現象の正体こそが、『可愛げ』という見えない資産の有無ではないでしょうか。
私たちはしばしば、教育やビジネスの現場で「完璧であること」「正解すること」「自立すること」を求められます。
しかし、皮肉なことに、これらを追求しすぎると『可愛げ』は失われ、結果として人生の難易度が上がってしまいます。
Deep Reserchによると、可愛げとは単なる愛嬌ではなく、「生存確率を高めるための合理的な戦略」であるようです。
*興味がある方、詳細は下部の詳細資料をご覧ください。
ここでは、『可愛げ』を『あざとさ』と明確に区別し、大人も子供も今日から実践できる『可愛げ獲得プログラム』として体系化してみます。
「可愛げ」の正体:3つの構成要素
「可愛げ」は以下の3つの要素に分解されます。
1. 素直さ(Sunao):認知的受容の力
これは「言いなりになる」ことではありません。
外部からのフィードバックや異質な情報を、防衛本能(言い訳や反論)を働かせずに、「認知的な歪みなく受け入れる能力」を指します。
上司や親のアドバイスに対し、「でも」「だって」と返すのは、相手の「贈与」を拒絶する行為です。
逆に、これを素直に受け取れる人は、周囲の知識や経験をスポンジのように吸収し、成長速度を加速させます。
2. 隙(Suki):不完全性の戦略的提示
完璧主義は尊敬を生みますが、親しみは生みません。
「隙」とは、他者が介入できる余白のことです 。
「少し抜けている」「ここだけは苦手」という弱みを見せることで、周囲は「助けてあげなきゃ」「自分が役に立てる」というヒーロー願望(自己効力感)を刺激されます。
つまり、隙を見せることは、相手に「活躍の場」を提供するリーダーシップの一種なのです。
3. 愛嬌(Aikyo):非敵対性の証明
笑顔やポジティブな態度は、進化心理学的に「私はあなたに敵意を持っていません」という強力な安全シグナルになります 。
不機嫌は周囲への「脅威」ですが、愛嬌は「心理的安全性」を作り出すインフラなのです。
「あざとさ」と「可愛げ」の決定的な違い
懸念事項としてあるのが、「『可愛げ』を意識した時点で『あざとさ』になるのではないか?」という問い。
これに対する答えは明確です。
違いは「対象の普遍性」と「目的」にあります。
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あざとさ(Azatosa): ターゲット(権力者や異性)を選別し、自分の利益のために媚びる。行動に一貫性がなく、裏に「搾取」の意図が見えるため、嫌われます。
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可愛げ(Kawaige): 相手を選ばず、誰に対してもオープンでフラットに接する。目的は「相互の安全」と「関係性の構築」にあり、行動に一貫性があるため、信頼されます 。
つまり、自分の生存戦略として「周囲の人全員を敵に回さない」「みんなに助けてもらいやすい環境を作る」と意図することは、あざとさではなく、「社会的な賢さ」と言えます。
教育・子育てへの「可愛げ獲得プログラム」
AIが論理や正解を瞬時に導き出す時代、人間だけの価値は「他者と共感し、協力し合える力」に残ります。
そう考えると、子育てにおいて『可愛げ』を育むことは、偏差値を上げること以上に重要な「生存戦略」かもしれません。
以下に、家庭でできる「可愛げ獲得プログラム(案)」を考えてみます。
*教育者のみなさん、子育てのプロのみなさんにご意見いただきたいです。
STEP 1: 「I don’t know」の力を教える(隙の教育)
子供には「なんでも知っている完璧な子」を目指させるのではなく、「分からないことは分からないと言える勇気」を賞賛すること。
「分からないから教えて?」と言える子は、先生や友達から愛され、情報を集めるハブになります。これは「無知の知」であり、最強の学習スタンスです。
STEP 2: 「受け取り上手」になる練習(素直さの教育)
何かを指摘された時、まずは「ありがとう」と受け取る練習をする。
親自身が、子供からの指摘に対して「うるさい!」と防衛せず、「なるほど、そういう見方もあるね。教えてくれてありがとう」と返す姿を見せることが、何よりの教育になります。
「可愛げのあるオッサン」を目指す第一歩もここにあるかもしれません。
STEP 3: 挨拶と笑顔の「先手必勝」ルール(愛嬌の教育)
「相手が挨拶してくれたら返す」のではなく、「自分から先に笑顔で挨拶する」ことをゲーム化する。
これは「私は敵ではありません」というシグナルを先に出すことで、場の主導権を握るトレーニングになるのではないでしょうか。
結論:弱さを武器にする
『可愛げ』は、弱さを隠して強がる(マウンティングする)ことの対極にあります。
自分の不完全さ(弱さ)を認め、それを他者とのつながりのきっかけ(インターフェース)にできる能力なのではないでしょうか。
大人になってからでも、獲得は十分に可能とのことなので、まずは職場で、「実はここが分からなくて困ってるんだ、教えてくれない?」と、部下や同僚に小さな「隙」を見せることから始めてみるといいかもしれません。
その瞬間、あなたは「完璧で近寄りがたい人」から、「人間味があって応援したくなる人」へと変わり、見えない応援団があなたの周りに集まり始めるはずです。
それこそが、AI時代を生き抜く最強のセーフティネットなのかもしれません。
【皆様の「現場の知恵」を教えてください】
これは私の仮説(妄想)ですが、皆さんの周りに「なぜか愛される人」はいませんか? その人の特徴や、子育て・教育の現場で「可愛げ」について思うことがあれば、ぜひコメントで教えてください。反対意見も大歓迎です!
↓ご参考、Deep Reserchによる全文
「可愛げ」の社会心理学的・進化的機能に関する包括的研究報告書:対人戦略としての受容性と脆弱性のメカニズム






