中学生時代の違いはこんなにあった!娘と自分の比較から見えてきたこと

CASE OF 娘

今時の中学生は忙しい。
今時and都会の中学生は忙しいのかな?
娘と自分の中学生時代を比べて思う。

学校、部活、塾。朝練、学校、部活、習い事、朝練、学校、部活、塾……。休日も部活。。。
強豪校というのもある。遊ぶ暇もない。

時々、塾の問題で質問されるが、難しい。。。
自分が中学生の頃だったら、まるで歯がたたない問題の数々。
今はまだ何とか解けてオヤジの威厳というか、まだ負けていない部分があるということを見せられているとは思うが、それももう少しで追い越されるだろう。

何にせよ、何事にも一生懸命で充実した毎日を過ごしているんだろうなぁ。旅行に行く暇もないし、もっと遊びたい!とか、きっと思ってるんだろうなぁ。

とはいえ、都会だからチャリンコで行ける範囲、なんなら徒歩圏内にクレープやらアイスやら、サイゼリヤやら、部活終わりにちょっとでも時間があれば、友人らとつるめる場所がある。
地元でなんでも揃うのは羨ましい。

CASE OF 自分

約35年前、田舎で生まれ育った自分はというと。

学校、部活をサボる、友人家でゲーム。学校、部活をサボる、友人家でゲーム……。

田舎だから塾などない(あったらしいが行ってる奴はホントに少数)。
部活も弱小校でやる気なし。サボることに楽しさを感じている始末。

周りに遊べる場所が少ない。
ファストフード店もない。セイコーマートはたくさんあった。
ゲーセンにはヤンキーがたむろってるから行かない。もっぱら友人の家でゲーム、漫画、音楽。

友人宅にはインディーズバンドに詳しい高校生の親戚が下宿していて、テレビやラジオではほとんど流れないパンク系のバンドを知れたのが刺激的だった。
後に自分の趣味嗜好に影響を与えることになるとは、当時は全く思わなかった。

田舎の狭い世界を拡張してくれたのは本屋での立ち読みだった。
インターネットもスマホもない時代、情報源はテレビ、ラジオ、雑誌、本。

テレビのチャンネル権は父親か祖父。自分の部屋はもちろん、自分のテレビもない。
よって、テレビに映っているのはニュースか野球中継か時代劇。
時代劇は面白かったが、欲しい情報は得られなかった。

ラジオは楽しかった。特に深夜ラジオ。
思春期には刺激的で今思うとバカバカしいコーナー「年上のお姉さん」は布団を被りながら腹を抱えて笑った。
今でも、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」を聞くと、ニヤけてしまう。。。
NHKのミュージックスクエアではデヴィッド・ボウイに出会った。

本屋・インターネット

能動的に情報を取りに行く、そんな行動は本屋に行くことだった。
チャリンコに乗って町の本屋へ。

いろんな雑誌を読む。
原宿ではストリートスナップっていうのが行われていて、オシャレさんは撮って貰いにウロウロするらしいとか、どうでも良い話も「へぇ〜」などと思いながら眺めていた。
漠然とした都会への憧れみたいなもの。

読んだといっても、立ち読みオンリー。
本屋にとっては迷惑な話だ。

音楽雑誌は複数読んだ。
読むだけでは音楽は聞こえてこない。
ラジオをチェックして、頭の中でアーティスト名と紹介記事やインタビュー記事を合体させて、なけなし小遣いを握り締めてレコードショップに向かった。
札幌に遊びに行った友達の話を聞くのも、楽しかったし羨ましかった。
そんな田舎の中学生時代も今思うと楽しかったなぁ。

今、娘はinstagramを見ている。情報収集しているらしい。

音楽はspotify。
ヒゲダンからアジアの純真、マカロニえんぴつ、あいみょん、マツケンサンバetc、縦横無尽。
こんな縦横無尽に音楽が聴けるなんて、ちょっと前には考えられなかった。

インターネット万歳。スマホ万歳。
音楽業界的にはそうも言ってられない側面もあるのだろうけれど。

何故か、インターネットとスマホで生活は劇的に変わったと再認識するサタデーモーニング。
そして、今盛り上がってるのはAIですか。
使えるモノはジャンジャン使って、心豊かに、便利に楽しく生きていくのがいいと思います。

心豊かに。

*タイトル考えるのが面倒だからChatGPTに