通販を調べる機会があったので。。。
ざっくりと通販市場を調べる機会があったのでメモ。
*細かい部分は元ネタを確認。
対象決算期12年10月〜13年9月期の資料で通信教育も入ってますが、「通販新聞」第61回通販・通教売上高ランキング、上位300社、市場規模は6.5%増によると、アマゾンジャパンが6200億円でトップ。
2位、ベネッセの2400億円は通信教育ですね。
続いてアスクル、ニッセン(1700億円)、ミスミグループ、千趣会(1300億円)と続いていきますが、個人消費と法人消費が入り組んでる感じでしょうか。
テレビショッピングが入ってきてるのもテレビの強さを感じたりします。
しかし、アマゾンがダントツですね。
同じく、厳密には上と期間は違いますが、近似としたとして、「通販新聞」2012年度のネット販売市場 主要300社で2兆3575億円の9.4%増の記事によると、EC単独でみてもあたりまえながらアマゾンジャパンがトップ。
続くは千趣会(813億円)、ニッセン(672億円)。。。
アマゾン。。。ダントツですね。桁1つ違います。
なんとなく、ECの方は個人消費が多そうな印象ですね(デルの法人利用というのは多そう)。
アマゾン以外はカタログ通販もやってるわけで、この状況を単純に鵜呑みにして、比較し易いので千趣会とニッセンを比べてみると
千趣会(カタログ:EC=4:6) ニッセン(カタログ:EC=6:4)。
ニッセンは7&iグループになったので、EC強化していくんでしょうか? と妄想を膨らませつつ、出てる数字をみるとアマゾンすごいなと、実感として。
で、アマゾンの近年はどうか?と、またまた、「通販新聞」アマゾン/日本での2013年売上、76億3900万ドルの記事をみると、
2010年の50億2500万ドル、2011年は65億7600万ドル、2012年の売上高は78億ドルで、2013年は前期比2.1%減の76億3900万だと。
EC市場の順調に拡大とともに売上はあがりつつも、昨年の売上は下がったと。
他の会社とシェアを取り合ったのでしょうか?
他の最近の動向を知りたくなりつつ、アマゾンの2010年からの売上を日本円にしたくなり、
対ドル円相場平均は2010年:85.71円、2011年:79.05、2012年:82.89、2013年:100.16 らしいのでザックリ、
2010年:4300億円、2011:5198億円、2012年:6465億円、2013年:7651億円。。。。
円相場の影響力をまざまざとみせつけられますね。。。。
一方、これまで参考資料に出てこなかったショッピングモールの楽天はというと、2013年度通期及び第4四半期 決算説明会の資料によると、楽天市場と楽天トラベルの売上合算ですが、
2012年:1447億円、2013年:1720億円 と、18.8%の売上増。
アマゾンと比べてしまうとアレ?と一瞬思いますが、アマゾン(商品販売+一部場所貸し)と楽天(場所貸し)では売上項目が違うので、流通総額ベースだと楽天の方が上なのでしょうね。
昔は水なんてペットボトルで売ったって売れる訳がない、とか言われていて結局売れていて、試着もできないのにECで服なんか買うヤツなんかいるわけない、とかもありましたがZOZO躍進みたいな。
情報はもちろんですが、モノの流れも変り続けていますね。