喫煙率とタバコの値段と広告とムードを眺めてみる。

2022/02/15

タバコの値段が上がる度に、

禁煙しよう、とか思っていたのが嘘のように、最近は、あんまり吸わない。

禁煙してる、と言ったら嘘になるから禁煙しているとは言わないけれど、基本、吸わない。
お医者さんにレントゲン撮られて「元々弱い肺なんだから、まず、やめるだね」と言われたから。

「1箱1,000円になっても、俺はタバコをやめない!」

と言っていた先輩も、お医者さんに言われてキッパリやめた。

タバコの広告が入らなくなるから、

読者の男女比は、7:3で、なんて声も聞かないどころか、タバコの広告なんてTVでも雑誌でもWEBでも見ない。

2017年の成人喫煙率は男性28.2%、女性9%だそうで、1965年では男性82.3%、女性15.7%と考えると、50年も経てば、そりゃ世の中変わりますわな。

wikiによると、たばこ広告の流れは、

1972年
大蔵省の指導により、たばこパッケージの横面に『健康のため吸いすぎに注意しましょう』が表示が義務化される。
1984年
たばこ事業法第四十条第二項の規定に基づき、1985年以降の『たばこ広告に関する指針』が大蔵省より出される。
1985年4月
(社)日本たばこ協会が設立され、大蔵省の指針に基づき、広告・販売促進活動に関する自主規準、包装表示に関する規準を決定。午後6時から8時台のTVCM、女性向け雑誌、読者の50%が未成年の雑誌、未成年に人気のある芸能人の起用等の自主規制。なお、TV、ラジオ、雑誌に関しては8月以降。
1987年8月
女性の喫煙を描いた広告の自主規制
1989年1月
午前5時から午後8時の間のTVCMの自主規制。
1990年
大蔵省の指導により、警告表示が『あなたの健康を損なう恐れがありますので吸いすぎに注意しましょう』に変更される。また、全日本スキー連盟は大会にたばこ銘柄を冠することを禁止する。
1995年10月
日本たばこ協会は広告・販売促進活動に関する自主規準等の改訂を行い、週末、祝日、年末年始のテレビ・ラジオCM、小中高の学校から100m以内の屋外広告が自主規制される。
1996年
屋外における自動販売機の深夜時間帯の稼動停止が逐次行われる。
1998年4月
日本たばこ産業の自主規制により、TV、ラジオ、インターネット等でのたばこ銘柄のCMが自主規制される[44]。
2002年6月
読者の25%が未成年の雑誌への広告掲載が自主規制される。
2004年
財務省により指針が改定され、メディア(TV、ラジオでのCMの全面禁止、雑誌、新聞への広告の規制)を通じてのたばこ銘柄広告、イベント会場等での煙草の無料配布や屋外広告などの制限が強化される。[45]
2005年
たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約が発効。
たばこパッケージの前面、背面に健康を警告(『喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます』等)の表示

数字を眺めたくなったので、

表にしてみた。

tabaco


成人喫煙率は厚生労働省の最新たばこ情報 成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)より
セブンスターの価格推移はneat-lifeの記事「たばこの値段、値上げの歴史!価格の推移をご紹介」より

男性喫煙率の前年比で、

5%以上減っているところを薄緑に。

結局、値上げによるタバコ離れが顕著に見られるという感じですかね。結局、懐事情なのか?

2015年にちょっと上がってるのは、禁煙に失敗した人多数でしょうかね。。。

2016年以降の減少は、世の中のムードなんだろうなぁ。

2002年に千代田区で路上喫煙禁止条例、2010年に神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例施行が大きなエポックで、そこから、色んなところで条例やらルールが決まって、タバコを吸えるところが少なくなったイメージ。

夏、OTODAMAに行った時、由比ヶ浜の浜辺にも喫煙スペースがあったなぁ。

健康面はもちろん、一部のマナーの悪い人によっても世の中って変わって行きますなぁ。