ヨネダ商店

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肩身の狭い喫煙と思い出のアメリカホームステイ

   

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この記事の所要時間: 41

先日、飛行機、

それも一番後ろの席に座る機会があり、ふと、横のトイレをみると懐かしい灰皿。
灰皿はあるけど、後からつけた禁煙マーク。

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路上喫煙もダメ、禁煙のお店も増え、1000円になるとかならないとか。
喫煙者にとって、何かと肩身の狭い世の中になっていると感じる今日この頃。
数年前まで、止めると宣言して止めるのを止めると嘘つきと言われるので、最近は、宣言するのも、禁煙も止めた。
不思議なもので、そうするとたまに吸う程度になるもので(自分の場合)。。。

そう、先ほどのマークを見て、

20年前は飛行機にタバコの吸えるエリアがあったことを思い出した。(そのずっと前、子供の頃は、大人は普通に席で吸ってた記憶もある、バスでも汽車でも)
地元の大学(当時は短大)のアメリカに短期留学&ホームステイするプログラムに何故か外部から参加した行きの飛行機の中、よそ者の自分は仲良くなろうと、長い道中、ワインを片手にタバコの吸えるエリアに入り浸ったのだ。
ワインは飲み放題だったと記憶、飲み続けていたからというわけではないと思うが、どんな話をしたかはさっぱり覚えていない。
喫煙者が多かったのもあり功を奏して、受け入れてくれた当時の仲間たち。そのおかげで楽しいアメリカ滞在となった。
分煙は喫煙者のコミュニケーションの場を出現させている側面もあると思う。

アメリカって自由の国

なんだなぁと勝手に実感したホームステイ初日。
授業を受ける大学にホームステイ先のパパとママが迎えにきてくれて、家に着いてから数分後。
パパとママが神妙な顔をして

「話があるんだ」

と言ってきた。

「急で申し訳ないけれど、私たち明日からいなくなるんだ」

と。

「え!?俺どうなるの?」

と伝えたくて、英語なんて喋れない自分はWhy?とか言ったんだと思う。
そうすると、

「私たち、明日からバカンスなんだ。大丈夫、その間、近くの町に住んでいる息子が面倒みてくれるから。今晩来るから紹介するね」

と。バカンスかぁ、ああ、自由だなぁと。

その晩、SEとして仕事をしている息子(確か当時25歳くらい)を紹介され、地下室に案内されると、そこには、ドラムセット、ギター、ギターアンプ、ベース、ベースアンプ、ピアノ、そしてビリヤード台、という何かとても楽しそうな一室があり、ジャズピアノを弾く息子、下手くそギターの自分でセッションしたり、ビリヤードを教えて貰ったりと夜な夜な楽しんだのがすごく良い思い出。
その日から、自分の夢の家は「広い平屋の一軒家で地下室がある家(庭も広い)」だ。

日本もアメリカも親の存在って大きいな

と思ったことも。
息子を紹介された初日の夜、確かご飯は何故かタコス。
片言の英語にみんな付き合ってくれてナイスディナータイム。
食後、与えられた部屋でボーっとしてると、ママの声。

「アイスクリームタイム!」

リビングに行ってみると、パパから皿を渡される。
いわゆるアメリカンサイズというか、サーティーワンの一種類みたいな大きさの容器、バニラとチョコの2種類がテーブルに置いてあり、ママが丸いアイスをすくうヤツで一玉ずつ皿に載せていく。
食後にアイスを食べるとそりゃ太るよね、と思う。

翌朝、パパとママがバカンスで旅行に出かけるので、息子と2人で見送る。
すると、行ってくるよ、君と別れるのが寂しい、みたいなことを言いながら号泣するパパ。
片言の英語を喋る日本の若造と一晩一緒にいただけで泣けるあなたがすごい。

それから、割と年の近い息子との楽しい2人暮らしが2週間続く。
その日の夜、食後、ぼーっとしていると息子の声。

「アイスクリームタイム!」

食後の恒例行事なのだろう。リビングに向かう。
すでに息子の皿には5玉くらいのアイスクリームが。

「パパとママがいないから、好きなだけ食べても良いよ!」

と言って、嬉しそうに自分の皿を指さす息子。
国が違っても親の存在って影響力は大きいんだなと。
その日から、息子は毎晩好きなだけアイスクリームを食べていた。

結局、英語をしゃべれるようになったわけでもなんでもないけど、パパが泣いたり、息子とセッションしたり、身振り手振りと片言でもお互いをわかろうと思う気持ち次第で楽しくなるわけで、そういう気持ちって大切だなぁーって思った経験だったなぁと思い出す。

タバコを止めたヘビースモーカーの先輩に、
「お前、タバコ臭いな。お前もタバコ止めろ」
って言われたという友人の話を聞く。
タバコを止めたヘビースモーカーほど、喫煙者に厳しいって話はよく聞くけど、なんだかなぁと思う。

旅行に行きたい。



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