糖質制限にご用心、という記事を見て。
糖質制限にご用心、
という記事(ご飯、うどん・・・ 炭水化物減らすダイエット 60代後半で老化顕著に 糖質制限ご用心)を読んで、健康になりたいから?美のため?どっちもなんでしょうけど、痩せようとして、糖質制限ダイエットやってる人は、ショックだろうなぁと。
結局、やり過ぎはダメよ、ということなのだろうけれども。
記事元にも、
「米はダイエットの敵ではない」として、
とあるように、糖質制限ダイエットでもグルテンフリーダイエットでも、小麦粉よりも米が良い、なんて話はよく耳にします。
こういうのって消費量に影響あるのかな?
と思い、ググってみると、ここら辺のが該当するっぽく。
その中でも、供給純食料という項目があって、なんぞや?と抜粋すると、
Q1.品目別の1人当たり年間消費量が知りたいです。
食料需給表に掲載されている1人・1年当たり供給純食料(「1人当たり供給」内の「1年当たり数量」の欄)が1人当たり年間消費量に該当します。これは、野菜のしんや魚の頭部、内臓などの通常食しない部分を除いた量です。なお、純食料には店頭での売れ残りや家庭での賞味期限切れによる廃棄などが含まれるため、「摂取量」とは異なる概念である点に留意願います。
*農林水産省サイト ホーム>知ってる?日本の食料事情>よくあるご質問 より抜粋
摂取量とは違えども、なんとなく数字を並べてみると。
穀物(kg) | うち米(kg) | うち小麦(kg) | |||
2000 | 102 | 67.8 | 66.5% | 32.8 | 32.2% |
2005 | 94.6 | 61.4 | 64.9% | 31.7 | 33.5% |
2006 | 94.1 | 61 | 64.8% | 31.8 | 33.8% |
2007 | 94.8 | 61.2 | 64.6% | 32.2 | 34.0% |
2008 | 91.2 | 58.8 | 64.5% | 31 | 34.0% |
2009 | 91.2 | 58.3 | 63.9% | 31.7 | 34.8% |
2010 | 93.4 | 59.5 | 63.7% | 32.7 | 35.0% |
2011 | 92 | 57.8 | 62.8% | 32.8 | 35.7% |
2012 | 90.6 | 56.3 | 62.1% | 32.9 | 36.3% |
2013 | 91.1 | 56.9 | 62.5% | 32.7 | 35.9% |
2014 | 89.9 | 55.6 | 61.8% | 32.9 | 36.6% |
2015 | 88.9 | 54.6 | 61.4% | 33 | 37.1% |
2016 | 88.9 | 54.4 | 61.2% | 32.9 | 37.0% |
*農林水産省 食料需給量 より数字抜粋・加工。
米と小麦の横の%はそれぞれ、その年の穀物量における%。
基本的に、穀物の量は減っている中、米の割合は減少、小麦割合は増加傾向。
穀物の減少傾向は、人口の減少傾向や天候の影響もあるそうです。
糖質制限とかグルテンフリーが話題になり始めたのはいつだろう?と、amazonで検索。
糖質制限では、この本が2013年1月発売。
グルテンフリーでは、この本が2013年4月発売。
2013年くらいからは本が出てるので、メディアには取り上げられ始めたのでしょう。
さっきの表で、2013年から2016年、割合を見てみると、米は減少、小麦は増加。
全く変化なさそうですね。
(コレクターズのリーダーだって、糖質制限ダイエットしてるっていうのに!)
amazonで検索してみると、2017年に出た本が多いようなので、ブームとしては2017年なんでしょうか。
2017年に何かしら数字の変化はあるのでしょうか?
覚えてたら、数字を追ってみたいところです。
廃棄分も入っていたり、そもそもこの供給純食料をベースにして正しいのか?と思ってきたのですが、ひとつの材料として。。。
まぁ、この数字自体、農林水産省の都合の良い数字になっていなければ良いなぁと、昨今の改竄事件を見ると思ってしまいますね。
なににせよ、やり過ぎ注意で、心身ともに健康でありたいものですね。