映画:フィッシュマンズ

2022/02/28

本当は映画館で見たかったが、タイミングが合わずに観られなかった「映画:フィッシュマンズ」。
それもこれも色々な事情があり、3時間連続という時間を確保することが難しかったためだが、チャンス到来。
amazonでも配信がはじまり、やっとこ観ることができた。

関係者へのインタビューとライブ映像などで構成される内容は、簡単に面白いと言えるようなものではないかもしれないが、個人的には、“すばらしく NICE CHOICEな瞬間” (「すばらしくてNICE CHOICE」より)の連続であったことは間違いない。なんとなく恥ずかしいけど泣いてしまった。

「空中キャンプ」に関して佐野敏也さんが
「こんないい作品、絶対売れないよ」
と、当時皮肉で言ったというそのコメントが、セールスとクオリティが比例しないこと、売れることの難しさ、届けることの難しさ、アイドルは握手券セットで売れば売れる事実、“音楽はなんのために鳴り響きゃいいの”(「新しい人」より)、というもどかしさ、やるせなさ、そんな現実etc、みんなの気持ちを代弁しているような言葉に思えた。

そんなこんなで、今日はずっとフィッシュマンズが家で流れている。