アンディ・ウォーホル展で、ど田舎での青い春を思い出す

2015/02/19

アンディ・ウォーホルと出会ったのは、中3くらいの時でしょうか。
もちろん、実際に会ったわけではなく、知った、という方が適切ですが。
当時、北海道の端っこでデヴィッド・ボウイにハマっていて、
ハンキー・ドリー」(リマスター版出てるんですね)
の中にあるですね、「アンディ・ウォーホル」という曲が。


google先生もいない頃なのでどうやって調べたか忘れましたが、しばらくすると、画家だということがわかり、画を見てみると(確かマリリン・モンロー)、「なんかかっこいい!」と思い、講談社版「現代美術」を買ってみたり、バスキアやキース・ヘリングの存在も知ったり、今思うと、美術というのがすごく身近に感じたキッカケになったんだなぁと。
それから、自分と誕生日が一緒だと知ったこともあり、近づいていったと。
ヴェルヴェットアンダーグラウンド、ルー・リード(R.I.P)なども知りハマり、どんどんそっちの方へ傾倒していくわけで。
ちょっとしたプレゼントには、
LOVE、LOVE、LOVE
を買ったりとか。

そういう初期衝動的なことは三つ子の魂百までというか、今でもワクワクしますね。
ストーンズ来日、とかと同じような感覚なのかも。
というわけで、行ってきました、アンディ・ウォーホル展。

本物が目の前にある、という美術館という存在は毎度のことながらすごいなーと思いつつ、これは行って体験した方が良いと思うので、個人的な感想は控えておススメです。
実験映像作品も観られてたっぷり楽しめました。
「あ、ルー・リードが動いてる!しかも若い!」とか。

 

色々想うところはありますが、音楽、画、映画などなどなど、色んなものが心や人生を豊かにしてくれるなぁーと再確認し、その為にはgoogle先生に頼るばかりじゃなく、昔みたいに時間・移動距離含めて経験する感じのアクティブにならなければ…と、過去の自分と今の自分を比べる展示会後記となりました。

google先生のいなかった北海道の端っこでは、本屋とかレコード店の人とかが情報源だったなー。
当時、リアルタイムでデヴィッド・ボウイはティン・マシーンというバンドをやっていて、レコード店に新譜も情報もない状態で本屋で仕入れた情報をレコード店に持って行って注文してゲットする、というamazonポチっとする今と比べると相当面倒だったなー。まー、それはそれで良かった面も多々あると思いますが。
ティン・マシーンですが、当時、ジギー・スターダストなデヴィッド・ボウイにハマっていた自分には、ちょっとショッキングな出費だったことも思い出したとさ(これも経験)。今なら試聴できるからこういうリスクも少ないでしょう。サービス構築にも過去の経験は必要ですね。

*行った場所

森美術館10周年記念展
アンディ・ウォーホル展 永遠の15分
2014/2/1土-5.6火・休 会期中無休
http://www.mori.art.museum/contents/andy_warhol/