世界一美味しいうどん(今のところ)に出会った日
ある日の休日、
朝からかみさんが出かけて、娘と二人。
娘も友達と遊ぶ約束なし、自分もやることなし。
ぼんやり過ごすのもなんだし、という時は、外に連れ出そう、遠出をしようと試みる。
こういう時に、こどもの城が閉館したことが悔やまれる。
結局は、昼ごはんを食べに行こうと誘い出す。
何を食べたい?
と聞くと、
「うどん」
うどんですか。
レパートリーにあるのは、みんな大好き丸亀製麺くらい。
近所にあるからすぐ終わってしまう。
googleそしてretty。便利な時代だ。
東横線上のうどん屋を探していると、
「遠出なんかしたくない」
と娘。
あと数年も経てば、オヤジなんぞと近所を出かけることも嫌がるだろうに、単純に距離が嫌だ、と言っているうちは花か。
「世界一美味しいうどんを食べに行こう」
と、うそぶく。
「ホントに?ホントにホントに世界一!?」
と軽くのっかる。こんなのも、いつまで続くのだろう?
はたまた、オヤジに気を遣ってのっかってくれてるのだろうか?
後者だとすると大したもんだけど、ちょっと切ない。
世界一美味しいうどんが本当になりますように。。。と祈りながら、目的地は決めた。
中目黒
開店は11時30分。現在10時くらい。
どう時間を潰すか?
散歩しか思いつかないので、
代官山で降りて、西郷山公園に向かう。
すでに疲れ始める娘。
「ソフトクリームを食べたい」
とおっしゃる。
今、食べるとうどん食べられないから、うどん食べたあとにしよう。と諭す。
公園で遊び、目黒川沿いへ。
中目黒に向かっていると、女性に話しかけられる。
「土屋鞄ってどこですか?」
逆サイドをもう少し行ったところですよと案内。
娘のランドセルもそこで買った。
そのことを覚えていたようで、なんか嬉しいね、と笑う娘。
11時20分
目的地に到着。
すでに5人ほど並んでいる。
開店。
娘は冷たくてシンプルなのが良い!と言ったので「つけうどん」にちく天を頼む。自分も同じものと冷酒。
うどんが供される。娘がひと口。小声で言う。
「めっちゃ美味しい!世界一美味しいね!」
あー、良かった。
今の所、娘にとって世界一美味しいうどん屋さんは
うどんsugita
である。
食後、
忘れちゃいないソフトクリーム。
どうせならと、祐天寺まであるき、
ジェラテリア アクオリーナに向かう。
ピスタチオのジェラートを選ぶ渋さ。
そして絶品。
これまた、世界一美味しいジェラートに認定された。
娘と二人きりになると、
「中目のうどんを食べに行こう!そしてアイス〜」
という娘。
さて、いつまでそういうセリフが聞けるのだろうか。
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