訪日外国人観光客@登別2016夏メモ

帰省の際、

登別で小さなお宿に泊まった。いつも泊まっている静かなお宿。

観光地ではどこでもそうなのだろうが、外国人観光客が多いことに改めて気がつく。たぶん、日本人観光客よりも多いんじゃないかと。お盆で帰省時期というのもあると思うけど。

泊まったお宿も日本人のお客の方が少ない印象。ほとんどいないかも。

結論から言うと、巷で聞くようなマナーの悪いお客もおらず、静かなお宿は静かなお宿のまま保たれていて、温泉も食事も満喫して満足。

夕食の時に仲居さんに聞いてみた

自分「海外のお客さんってどこの国の人が多いんですか?」

仲居「うちは、中国、韓国、台湾の順ですね。英語だけでは通じないこともあるので大変です」

自分「海外のお客さんが沢山くるようになったキッカケってあったんですか?」

仲居「ネットの影響が大きいですね。Booking.comとかagodaに出てからですかね。最初の頃は大変だったんですよ、文化の違いだと思うんですけど温泉の入り方とか。うちは小さいからまだ良いんですけど、大きいお風呂のある旅館なんかでは、水着を着て大勢で泳いだりとか頻繁にあったと聞きました」

予約サイトはとっても大切だなぁ。マナー紹介とかも予約サイトにあればいいのに。

確かに、多言語の注意書きが宿内に見られる

温泉の入り方、トイレではウォシュレットの使い方はもちろん、使ったトイレットペーパーはゴミ箱に捨てないでトイレに流して、なんていうのもある。。。

露天風呂で酒盛りしだすお客さんとかもいたようで、日本人客、常連客からのクレームなど小さなことから大きなことまで色々大変なのは容易に想像できる。

そういったお宿からの情報発信やケアの積み重ねがあって、静かなお宿が保たれていると思うと、ありがたいなーとも、温泉旅館の海外対応って場数踏まなきゃわからないんだろうなとも。旅館て日本独特だものね。

食文化も違うようで、

料理を出す際、前菜・刺身・メインとか順番があるけれども、鍋(一人用のヤツ)って最初からテーブルに出ていて、食べるタイミングで固形燃料に仲居さんが火をつけてくれるパターンが定番。

ナマ物を食べる文化がないけど、刺身は知ってて楽しみにしてたお客さん。刺身を出したあと、次の料理を取って戻ってみると、火をつけていないのに鍋の蓋が開いていて中身が無くなっていたと。。。

鍋だと知らずに、こちらもナマで食べられると思って食べてしまったらしい。

この状況は、色々焦りますね。。。

客は知らなかったのだからしょうがないとは思いますが、これで腹でも壊されたらと思うと。。。。

大げさかもしれないけれども、外も内も、自分の常識を疑わないとグローバリゼーションってヤツは難しいですね。特にサービス業。それが鍋だってわからないんだから。鍋の存在すら知らないかも。自分がわからなかったら、とにかく恥ずかしがらずに聞こうとも思う。

色々と話を聞いてお腹もいっぱいになったところで、

温泉街を通って夜の地獄谷へ。

道中すれ違う人の多くも外国人観光客、ほぼ8割アジア系。記念写真撮ったり、お土産を選んでいたり、みなさん楽しそうで何より。

コンビニが賑わっていたのが印象的。

そんなこんなで、地獄谷到着。

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なにはともあれ、温泉っていいなぁと実感。

しかし、日本には温泉地っていっぱいありますね

色々と回ってみたいなぁ。