こどもの勉強のメモ:やまぐちっ子学習プリントが良い

塾に行ってない娘。

行きたくないと言うし、自分も田舎育ちで行ったことないし、小学生から行かなくても良いかなと思いつつ、点数悪かったり、ゲームばっかりしていたり、ダラダラしている姿を見ると、ちょっぴり心配になってしまうというのが親の性なのでしょうか。

と、ある時、提案してみた。

「プリント1枚やったら50円獲得!っていうサービスデイが今日だったらやる?」

と。

「やるやる!」とすぐ乗っかる娘。

過去、冬休み、同様の手法で1枚10円でやってみたところ、本屋さんで買った問題集を飽きるまでやったことがあり、問題集を買った上に1枚10円とはいえインセンティブを与えるのはなんだかなぁとも思ったことを思い出し、

「30分以内でね」と条件をつけてみた。

さて、問題はプリントだ。

誰か優しい人or団体がネットで公開していないかな?と思って検索すると、

素敵な教材発見!

それが、山口県教育委員会によるやまぐち学習支援プログラム

これ、算数なら逆に計算させたり、虫食い計算だったり、ただ問題を解く(「=の左側が問題で右側が答え」)みたいな話ではなく、「=で繋がった左側と右側は同じである」、という考え方に通じるような問題づくりになっている感じがして、これは良いと。
算数も国語も”考える”ことの訓練になるような問題作りだなぁという印象。
みんなでチャレンジ学習プリントは特にそう)

よし、こちらにお世話になろうということで、とりあえず、やまぐちっ子学習プリントを10枚プリントアウトし、1枚50円サービスデーを実行。

以来、勉強して欲しいと思った時や、おとなしくしていて欲しい時など、同じ手法でやると、意外と乗ってくるので良いかなと。時々しかやらないけど。

お金で釣って勉強させてる気もしないでもないが、まぁ、無理矢理感はないしゲーム感覚で良いんじゃないかなと思っている今のうち。塾に行かせるより安上がりだし。

で、最初の結果は、

小遣いがかかってるから頑張り、放っておいたら30分超えたけど10枚やりきった。

が採点してみると、枚数稼ぎの比重も高く、適当な答えもあったので、オトナの後出しジャンケン決行。

「100点ならば50円。それ以外は俺が適当に決めた値段」と言うと、

「え!!500円貰えるんじゃないの!?ズルい!!」と娘。

当たり前の反応。いやいや、世の中理不尽なことがいっぱいなのだよ。(すんなり500円って数字が出てきたなぁと、ちょっと感心もした)
まぁ、この場合、枚数稼ぎに走る、という、ありがちな予想をしないで前提条件を決めなかった自分のミス。。。ごめんなさい。

結果、かなり不貞腐れ、信用失墜に思えたが、この100点/1枚=○○円の手法はまだ乗ってきはするので、効くまでやろう。

なにはともあれ、山口県教育委員会へは感謝です。