駐輪場にて色んな意味で反省、前提条件って大切。
本屋さんに用事があったので
本屋さんの駐輪場にチャリンコを入れて入店し、用事を済ませ30分くらいでまた駐輪場へ。
その駐輪場はよくあるタイプで、空いてる駐輪スペース(番号が割り当てられている)にチャリの前輪を入れるとロックがかかり、精算時、番号を精算機に入力すると、料金が発生したら料金が表示され、表示金額を精算機に入れたらロックが外れるヤツ。
料金体系は、最初の2時間無料、その後30分毎に100円という、通勤で使うとか本屋さんに行くのとは別の用途で利用するには高い設定。
30分程度しか止めてない自分は、番号を入力したらすぐロックが外れる訳で。
精算機には先客がいて、
小学4年生くらいでしょうか、女の子が番号を入力しているところ。
料金表示なんかされないだろうな、と並んでいると、料金表示、800円!
「マジか!」と思った瞬間、焦った顔をした女の子が振り返り、目が合うと一瞬止まり、駆け出して行った。
「駐輪場で800円はちょっと焦るよなー、ここの料金体系知らなかったのかな?」と軽く思った後、ちょっと待てよと、もしもシリーズ。違う展開を妄想。
ひょっとしてあの女の子は
チャリンコ泥棒だったんじゃないだろうか?と。
本屋さんの駐輪場を使う人で2時間以上駐輪する人は、その料金体系から考えてもほとんどいないだろう。
そうすると番号を入力するとほとんどのロックは外れるはず。そうしたらチャリンコ盗り放題。
とか思っていると、さっきの女の子が息を切らせながら戻ってきた。目が合うと、
「番号間違えてた。。。」
とボソリ。当然、今回は料金表示されずロック解除。。。
そりゃ、純粋に焦ってただけだよね。。。目が合ってしまったのもあり、妄想とはいえ、一瞬でもその女の子をチャリンコ泥棒に仕立て上げてしまったことにちょっと感じる罪悪感、反省。
で、結局その逆の妄想は
内容はどうしょうもないし、辻褄すら合ってなくてダメだな、という反省も。
たとえ駐輪スペースのロックが外れたってチャリンコ盗り放題になる訳ないじゃん!と。こんな駐輪場は世の中に山ほどあるんだから。
駐輪スペースのロックが外れたって、大抵はチャリンコ自体に鍵がかかっているから、そう簡単にはチャリンコを盗ることはできないぞ!と。
なぜ、そんなことをぶっ飛ばし、女の子をチャリンコ泥棒に仕立て上げてしまったか。
それは、自分勝手な前提条件のまま考えていたから。
普段、自分はチャリンコに鍵をかけない。ちょっとした理由はあるのだけれどもそれは置いておいて。
前提条件として、自分はチャリンコに鍵をかけない=自分のチャリンコは盗める=みんなのチャリンコも盗める
というところからはじまった妄想の展開だった訳で。
前提条件が相手の自分勝手過ぎて嫌な気分になった仕事とかあったなー(これが正しい!という信念の話とは別な話で)とか、次もビール飲みたいのに勝手にハイボール頼まれたことあるなー(俺がハイボールだから当然みんなもだよね?ノリ)とか、頭をよぎったりして。
自分勝手な前提条件って色々ダメよねと振り返り反省。
*ちなみに、警視庁によると、
平成27年中の都内の「自転車盗」の発生件数は、51,094件で、前年と比べ-4.991件(8.9パーセント)減少しました。
とのこと。(元ネタはこちら)
気をつけましょう。(普段、鍵かけてない自分が気をつけろと)
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