「海よりもまだ深く」
映画館がない街に
住んでいて予定のない休日。1枚のチラシを家人が持ってきた。
近所の公民館みたいなところで映画が観られて、しかも安いと。電車に乗らずに映画が観られるなら良いやと向かう。
会場に着いた時に、何の映画か知る。
観たかった映画。
こういう人の気持ちや時間の流れがゆっくり見えるような映画は好きだなぁ。(←感想)
ハナレグミも良いなぁ。
実は、
ちょっと遅れて着き、最初の数分見逃したので、また改めて最初から観ようと思いつつ、会場に遅れて入ると普通の映画館よりも暗い。
人が結構入っていて前の方が空いているのはわかるが、後ろの方でどこが空いているのかわからない。とりあえず、邪魔にならなそうな前の端っこに座って観る。
序盤、親子のやり取りに、何度も笑いが起こる客席。
樹木希林さんって、ホント魅力的。全てが自然なんだよなぁ。
〜中略
エンドロール。客電がつき振り返り出口に向かうと、年齢層の高いこと。
若者たちは休日の昼間に、公民館みたいなところで映画は観ないか。
これは行動範囲の問題でもあるな。なんでも近場で済まそうとしがちな最近を反省し、もっと、イベントやっているところとか、代官山、原宿とか目的がなくても行くことに意味があるかもしれないとちょっとした焦りを感じたりして。
劇中、
「なりたい大人になれた?」
という息子の問いに、観客のほとんどは「自分はどうだろう?」って思うと思う。
自分もどうだろう?と思った。家に帰って頭の中はじゃがたらのこの曲が流れた。
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