本屋でキュンとした。

スポンサーリンク

Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

この記事の所要時間: 132

本屋さんには比較的よく行く

文庫本の並んでいる様子も好きだし、雑誌の特集を眺めるのも良い。
お店の特色も出る。この文庫本並べた人と趣味が合いそうだなぁ、とか色々想像すると楽しい。

残念ながら世の中出版不況。欲しい本はamazonで買った方が楽だけど、本屋をぐるっと回って見つけた本を買うという体験は、やっぱリアル店舗ならではだ。

お、NUMBER GIRLのインタビューだ。

と、「MUSICA」を手に取る。
パラパラと読み始めるとメール来る。おっと、仕事に戻らねば。とりあえず棚に戻し、出口につま先を向けると店員さんがこちらに向かってくる。

自分のところでピタッと止まり、先ほどまで手にしていた「MUSICA」を指差し

「こちらになります」

と一言。

何のことかと思うと、店員さんの後ろからひょっこり小学3年生くらいの女子が顔を出し

「ありがとうございます」

と一言。

すると、小学生女子は「MUSICA」の目の前に立ち、顔にいっぱいの嬉しさを浮かべながら、とてもとても大切そうに手に取った。

きっと、この小学生女子はSHISHAMOが大好きなのだろう。
もう我慢できないとばかりに、でも大切に大切に1ページ1ページめくっていき、扉ページにたどり着くと、ピタッと止まり、溢れ出す喜びを抑えるように、少し震えてしばらく見入っていた。

かと思うと、これまた大切そうにページを畳み、レジの方向に歩いていった。

彼女にとっては宝物なのだろう。
くるりじゃないけど、ロックンローラーになれよ、と思い仕事に戻った夕方。

田舎育ちでインターネットもなかった子供の自分にとって本屋は宝探しの場所だったなぁ、なんてことを思い出しながら、今でもそうなんだろうなぁとも。