ピアノ発表会、演奏前後の礼に揺れる心

娘のピアノ発表会があり

オヤジの象徴とも言えるビデオ係として観覧。
6時間もの長丁場…。
それにしても数年前は少しも弾けなかったのに、今では、一聴しただけでは口でも再現できないフレーズのある曲を弾けるようになっているので、日々の練習の成果、継続は力なりだなぁと、当たり前のことを思い出させられ。

一方で、自分は何を継続しているのだろうか?特に何もしない…。お酒とか…。強いて言えばギター弾いたり、曲作ったりすることくらい。
なんとなくヤバい気もしつつ、まー、楽しいことが続くのだろうから、なんか続いてるなぁと思えるモノがあるのは良いのかなと現実逃避。

発表会に出た子たちは、どういうカタチであれ、長くピアノと付き合って欲しいなぁと。

余計なおせっかい

だとは思うけれども、同じマンションの子がいたのでビデオを撮ろうと。
6時間の長丁場に耐えられないので、仕事を増やしたというのが正直なところ。

人の子どもを撮るからには、ちょっとは上手に撮ろうと、全然知らない子で練習しながら鑑賞してみる。

ステージ下手から発表する子が出てくる

ピアノの前で一礼

演奏

ピアノの前で一礼

ステージ下手へはける

という一連の流れ。
撮っていて気がついたのが、演奏前後で一礼する時の表情の変化。

演奏前は、緊張した表情、照れている表情、びっくりした表情(たぶん、最前列で家族が観てるとか)、など、まぁ観てるこっちはワクワクしたり心配したり、微笑ましいっちゃー微笑ましい表情。

演奏後、上手く弾けたであろう子は、「やったぜ!」みたいな、ちょっと誇らしげな表情。
少しでもミス(観てる方が明らかに気づくミス)した子の表情が興味深く、
・すぐにその場を立ち去りたいのか、下げた頭を戻しながら下手に向かう子
・「ミスっちゃった、テヘ」みたいにニヤけてる子
・演奏前は笑顔だったのに、演奏後はあきらかにふてくされている子
・普通を装いつつ、悔しさがにじみ出ている子
と様々。

失敗してもステージの上では堂々と、というのが観ててカッチョいいなぁーと思った1日。

話は逸れますが、

帰りに行った武蔵小山のお店「キッチンリブス」が美味しかった。
トロトロのスペアリブは評判通り!他のメニューも美味。
一皿のボリュームが結構あるので気をつけて。